【咲-Saki-】求めあうしおるねSS【旧白糸台】
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◆Xk..svTef9j1
[saga]
2017/12/12(火) 22:02:27.45 ID:roXtyUv90
緊張しているのか、るねさんは唇をぴったりと引き結び、がちがちに固まってしまっています。
困りました。これでは舌を入れられません。何度か舌先で閉じた唇をノックしてみても、門戸は閉じたままでした。
仕方がないので、少し顔を斜めにして、閉じたままの唇をはみはみすることにします。漢字で書くと、食み食みです。
決して肉厚ではないるねさんの唇ですが、その感触は絶品でした。リップなどでしっかりとケアしてあるらしく、程よくしっとりとしたプルプルの唇を、歯を立てないように甘噛みしたり、舌で弄んでみたりします。
やはり、妄想とリアルちゅーは全然ちがいます。内腿を熱い何かが伝っていくのを感じます。
私ったら、お子様キスだけでほぼイキかけています。
高まった興奮に身を任せ、私はるねさんの唇を一心不乱にむさぼりました。
しかしるねさんは、一向に唇をオープンしてくれません。
私としてはそろそろベロちゅーに移りたい気分だったのですが、るねさんサイドはまだほぐれていないようでした。
仕方ありません。ここは一計を案じることにします。
断腸の思いで、いったん唇を離します。
唇を好きにされながら、るねさんは三白眼をかっと見開いていました。
なにか物言いたげです。これは一旦口を離せば――
琉音「ぷはっ――おまっ、いきなり何す――」
ほら、口あいた。ちゃんす。
栞「いただきます」
琉音「は!? いや――待っ、んむっ!」
栞「あむ、むちゅ、れるれるら」
琉音「んん! んーー!!」
慌てて口を閉じようとしたるねさんでしたが、時すでに遅し。
私の舌はもう、彼女の口腔に侵入していました。
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