ムーディ勝山に受け流されたものたちが暮らしている街
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14:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 21:44:06.27 ID:oGGqqfyD0

「少し気になっただけだ、無理に答えなくても良いよ。
 まあとにかく、ムーディ勝山に関しては、
 もう"そういうもの"として捉えてしまっても
 この街で生きていくには差し支えない」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 21:51:24.86 ID:oGGqqfyD0
 さて、と言って村長が立ち上がる。
「ここらでお暇するとするよ。
 困ったことがあったら何でも言いなさい。
 あと、腹が減ったら適当な店に行ってご飯を作ってもらいなさい。
 ここではお金は要らないから」
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 22:00:17.04 ID:oGGqqfyD0
 私は、どうして失った記憶のことよりも、
 ムーディ勝山の方が気にかかるのだろうか?

 自分の名前すらわからないこの状況においては、
 何を置いても記憶を取り戻すことが先決であると考え、
以下略 AAS



17:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 22:19:15.76 ID:oGGqqfyD0

 ***

 曖昧な街だ。
 それがここで暫くを過ごした私の印象だ。
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 22:32:37.09 ID:oGGqqfyD0

「そうだな、それが調査によって
 明らかとなったことだ」

「あなたのそれが"調査"なら、
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 22:44:34.39 ID:oGGqqfyD0
「そうは言っても、そんな細かいところなんて覚えていませんよ」
 ねえ、とマスターは店の片隅の、例の常連客に話をふる。

 読んでいた文庫本からちらりと顔を挙げ、
 どーでもいいですよ、と彼女は言って顔を戻す。
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[saga]
2017/12/05(火) 22:53:32.65 ID:oGGqqfyD0
「まあ、気長になさってくださいよ」
 皿洗いを終えたマスターは、サイフォンに点火し、
 コーヒーカップに湯を入れた
「コーヒーを淹れるようにゆっくりと。
 そうすればいずれ手がかりの方から転がり込んでくることでしょう」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage]
2017/12/06(水) 01:08:33.96 ID:cxaeNXJLO
ブームも過ぎ去った芸人のネタから、よくここまで展開できるなぁ…
きたい


22:名無しNIPPER[sage]
2017/12/06(水) 08:08:04.56 ID:Ozoec4Gwo
文章の雰囲気好き


23:名無しNIPPER[sage]
2017/12/06(水) 08:21:31.55 ID:xDJAVm6AO
街の村長という存在がもはやギャグに溢れてるし
それ町っぽく眺めてるわ


24:名無しNIPPER[sage]
2017/12/06(水) 13:03:30.25 ID:5Pt+Kd170
このスレタイでスレ開かない奴とか居んのかな


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