勇者「よーし、いっちょ叛乱でもするか!」
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226: ◆EpvVHyg9JE[saga]
2018/06/09(土) 00:13:08.30 ID:k+x3Sqx80
闇商人「ぢょっど待っでェェ〜〜!」

闇商人を捕縛した。供の者も連れず呑気に一人で現れたので、縄で縛りあげるのは造作もないことだった。

闇商人「ホ、ホントになァ〜んにも知らないんですゥ! 私はしがない闇商人でありましてェ〜、あァ〜、ガンジャを売って小銭を稼ぐと申しますかァ〜、えェ〜、ここが私の農園でありましてェ〜」

勇者「本当に、何も、知らないの?」

闇商人「ハイハイ! まったく知りましェ〜ん、だから許してちょ」

勇者「それはできない」

闇商人「ゲェ!? なんで!?」

勇者「麻薬を売っていたんだろう? あんたのせいで、多くのハザラ人が廃人になるか命を落とした。自業自得とは言わせない。あんたが口八丁手八丁、うまいこと丸め込んで吸わせたんだからな」

闇商人「いやいや、そんなん自業自得でしょッ! 身の程知らずのバカが騙されただけじゃないスかァ〜! ってか麻薬商売も立派なビジネスなんですよォ、生きるためには必要なのォ〜〜〜〜!!!!」

勇者「商売だのどうだの言う前に……あんたは人として間違ってる」

闇商人「ア、ちょっと! ちょっと待っちょくりィ〜」

ケタケタ笑いながら脱兎のごとく駆け出す闇商人。
すかさず魔女が「唵」と真言を唱えれば、滝のような大雨が闇商人の頭上に降り注いだ。
たまらず叩き伏せられる。

闇商人「ゲフッ……ゲホォ……ォエッ……な、なんで、私をどうする気だァ〜〜〜〜!!!」



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