12:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:16:44.65 ID:Dj29JER10
美嘉「うー……」
P(うなりながら、胸元に顔を埋めてきよる)
美嘉「……ズルいよ、Pさん。アタシがいくら背伸びしたって、アタシよりずっと大人なんだもん。」
美嘉「ホントは不安なんだよ? Pさん、出会いの機会だって豊富だし……仕方ないことだけど、Pさんがその……誰かと二人っきりになるのって、仕事でもヤなんだからね?」
P「そんな風にはならないから安心しろって」ナデナデ
13:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:17:24.17 ID:Dj29JER10
P「え」
美嘉「だ、だからさ! Pクン?」
美嘉「アタシのこと、ちゃんと掴まえててくんなきゃ、だから……もっと可愛がってくんなきゃダメなんだぞー★」
P(ブチッ)
美嘉「な……なーんてね、えへへ…」
14:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:18:04.76 ID:Dj29JER10
P「しゅーこー」ゴロゴロ
周子「んー」ゴロゴロ
P「しゅーこぉぉぉ〜」
周子「ん〜?」
15:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:18:53.37 ID:Dj29JER10
周子「はっ……そ、そんな……Pさん……!!」
P「どうした、周子」
周子「コ、コンソメが……切れてる……」
P「なん……だと……!?」
周子「どーしよ? 買いにいくのめんどーだね」
16:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:19:37.85 ID:Dj29JER10
P「旨いな。やっぱシューコんちの八ツ橋旨い」もっちゃもっちゃ
周子「しょっぱいもんの後だから特にねー」もっきゅもっきゅ
P「うっさいあほ。文句言うな」
周子「すねないのー、ちゃーんと美味しかったよ?」
17:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:20:50.74 ID:Dj29JER10
P「つうかさ、よかったのか?」ゴロゴロ
周子「なにがー?」ゴロゴロ
P「何処も行かなくてさ。せっかくのオフなのに、結局、家でゴロゴロしてただけだったろ」
周子「んーまあ別に行きたいとこも無かったし」
P「色気ねえなぁ」
18:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:22:56.85 ID:Dj29JER10
・シューコちゃんとは、日常に融けたい。
19:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:23:31.65 ID:Dj29JER10
P「なーに黄昏てんの。奏」
奏「……」
P「もう事務所締めるぞ」
20:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:23:58.84 ID:Dj29JER10
P「初めて世に出た時から圧倒的な存在感だった。過去五回の総選挙でベスト10入りを逃したことはなく、アイドルファン以外にもずば抜けた知名度を持つ」
P「名実ともにトップ中のトップ……だが、そんな彼女だって2ケタ順位に甘んじたことはある。なにより、ずっとトップアイドルと言われ続けながら、戴冠したのは今回が初だったんだぜ」
P「無冠の女王の綽名からの決別を、誰より胸に秘めていたのは彼女自身に違いない。飄々としたマスクの下で、とてつもない執念と決意で今回の総選挙に臨んでいただろうよ」
奏「……なんだ、ずいぶん好きなのね、楓さんの事。担当でもないのに、よくご存じじゃない」
P「そりゃ、この業界で働いてて彼女を知らないなんてのは、野球やっててイチロー知らないって言うようなもんだろ」
21:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:24:30.93 ID:Dj29JER10
P「きみさ、意外とバカだな。」
奏「なっ……! って―――――あっ!?」
P「よっ!」
奏(ちょっ……お、お姫様抱っこ……!)
P「ほっ……とっ。やっぱ軽いなあ……」ボフッ
22:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:25:11.07 ID:Dj29JER10
P「もしきみ自身が自分に愛想尽かしても、俺にとっては不動の一位だ。それは譲らないぜ。俺はきみを諦めない。」
P「必ず、奏の順番は来る。その時まで、俺は一緒にいるから。きみが折れそうなときは、俺は必ずきみを支えるためにそばにいるから。誓うよ。」
奏「……気障ね、あなたって」
P「きみの担当プロデューサーだからね。自然とこうなる」
奏「なにそれ……」
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