P「付き合って2か月目くらいのlipps」
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19:znAUHOH90[saga]
2017/11/27(月) 02:23:31.65 ID:Dj29JER10


P「なーに黄昏てんの。奏」
奏「……」
P「もう事務所締めるぞ」
奏「……ほっといてくれる?」
P「そんな顔したお前をほっとけるほど、俺も大人じゃないよ」
P「今回、大躍進じゃないか。総選挙20位、Tulipで楽曲総選挙1位、自己ベストだし、十分立派な数字だよ。もっと胸張ってくれよ」
奏「……わたしの心の中までお見通し? さすがね、敏腕プロデューサーさん?」
P「……今回の高垣楓は、いつにもましてすごかった。正直、別次元だった」
奏「……ええ、遠かった……わたし、まったく相手にならなかったわね」
P「……」
奏「……ごめんなさい、イヤな女ね、わたし。あなたが付いていながら敗れたのは、やっぱり、わたしの限界、よね。」
P「……イヤな女、だなんて思わないさ。思い込みが強い女、とは思うな。きみは別に負けてないし、今が限界でもない」
奏「あなた、一番近くで私の事見てたでしょう? レッスンもこれ以上なく追い込んだわ。でも結果は? 勝てなかったのよ。それも言い訳の余地も無いくらい、大差で負けたわ」
奏「悔しいし、情けないし、頭の中、めちゃくちゃ。」
奏「もうアイドルなんて辞めちゃいたいって、一瞬だけ……本気で思ったわ」
P「……彼女は、高垣楓はさ」


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