20: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:19:41.95 ID:/qQ60XGi0
周子「・・・その膠着状態、あたしが動かしてあげよっか。」
モバP「・・・どういうことだ?」
周子「志希ちゃんに、会わせてあげる。」
21: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:20:19.17 ID:/qQ60XGi0
車内。周子に案内されながら、俺は車を運転している。
周子「しばらくこの道まっすぐだから。いまのうちに電話しちゃうね?」
モバP「電話?どこに?」
22: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:20:51.29 ID:/qQ60XGi0
俺と周子は車を降り、その『建物』の中に入る。
周子「えーと・・・あ!いたいた!志希ちゃ〜ん!」
モバP「・・・・!」
23: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:21:42.01 ID:/qQ60XGi0
モバP「・・・さてと、いきなりだけど話を聞かせてほしいんだ、志希。」
志希「いいよ〜、答えられる範囲でなら、なんでも答えてあげる!」
24: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:22:42.89 ID:/qQ60XGi0
モバP「理由に関しては置いておこう。しかし・・・辛いな。」
志希「そんなことないよ〜?車椅子にも慣れてきたしー。
実験とかなら車椅子でも全然問題ないしねー!」
25: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:23:34.85 ID:/qQ60XGi0
でも残念だったな周子。俺の気持ちは今、まったくの逆だ。
モバP「諦める?逆だな。むしろ確信が持てたよ。
LiPPSは、必ず復活できるってな。」
26: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:24:36.16 ID:/qQ60XGi0
モバP「それがどうした。そんなことは問題じゃない。
大事なのは・・・一ノ瀬志希という存在そのものだ。」
志希「あたしの・・・存在?」
27: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:25:26.55 ID:/qQ60XGi0
志希「・・・さっき言ったことは、ウソのつもりじゃなかったんだよ。
アイドルできなくても、実験とかして自由に生きるのも悪くないかなって。」
志希「でもね、さっきあたしはアイドルだって言われたとき、うれしいって思っちゃった。
こんなになっても、あたしをアイドルとして扱ってくれるんだなって。」
28: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:26:40.71 ID:/qQ60XGi0
ここで半分くらいです。ちょっと休憩します
29: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:36:23.33 ID:/qQ60XGi0
周子が電話をかけてから一時間後、
リハビリセンターに美嘉とフレデリカがやってきた。
フレデリカ「シキちゃーん!」ダキッ
89Res/68.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20