29: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:36:23.33 ID:/qQ60XGi0
周子が電話をかけてから一時間後、
リハビリセンターに美嘉とフレデリカがやってきた。
フレデリカ「シキちゃーん!」ダキッ
志希「フレちゃーん!」ダキッ
美嘉「ちょっと!いきなりハグする普通!?・・・あ、周子。奏は・・・」
周子「・・・まあ来ないよね。分かってたよ。」
美嘉「うん。一応居たから声はかけたんだけど・・・
『私はあの場所に行く資格はない』って言って。」
志希「んもー。そう言って一回もここに来てくれないじゃん!」
モバP「・・・一回も、来てないのか?」
志希「うん。美嘉ちゃんとフレちゃんと周子ちゃんは3日に1回は来てくれるけど、
奏ちゃんだけは、『あれ』から1回もここに来てくれないの。」
周子「ねえ、志希ちゃん・・・本当に話す気なん?」
志希「話すよ?もうここまで着たらさ、腹くくろうよ〜」
周子「はぁ・・・あたしはまだ反対だけどね。奏ちゃんがどう思うか・・・」
美嘉「私も奏は心配だけど、もうこれ以上隠すわけにはいかないよ。」
フレデリカ「フレちゃんも賛成ー。私たちも前に進まないといけないと思うよー。」
周子「・・・そうかも、しれないけどさあ。」
美嘉「周子。あたしたちも覚悟を決めよう。」
周子「・・・へーい。」
志希「じゃあ、初めていいかな〜?」
モバP「ああ。頼む。」
志希「それじゃあ、始めるよ・・・」
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