22: ◆5KM6wAIMXVHW
2017/11/25(土) 15:20:51.29 ID:/qQ60XGi0
俺と周子は車を降り、その『建物』の中に入る。
周子「えーと・・・あ!いたいた!志希ちゃ〜ん!」
モバP「・・・・!」
入り口近くのロビーに、その少女は居た。
俺がプロデューサーに就いた時から『失踪』していて、
今のLiPPSの現状の鍵を握っているであろうアイドル、一ノ瀬志希。
志希「にゃはは〜!周子ちゃんおひさ〜!」
周子「おひさ〜!ってほどでもないやん。2日前に来たばっかやで。」
志希「そうだっけ〜。ここ退屈で時間の流れが遅いんだよね〜。
で、その後ろにいるのが、例の新しいプロデューサさん?」
周子「そっ。どーしても志希ちゃんに会いたいっていうから、連れてきちゃった。」
志希「へー。どーも始めまして!だね。一ノ瀬志希だよ〜。」
モバP「・・・ああ。よろしくな。」
今までに会ったLiPPSの面々は、皆以前の様子とはまるで違っていた。
しかしこの一ノ瀬志希は、『失踪』する前とまるで同じテンションである。
周子と明るく会話する様子も、テレビや楽屋での一ノ瀬志希そのままだ。
違っている部分は
周子に連れてこられたこの場所がリハビリセンターで
一ノ瀬志希が車椅子に座っている、というところだ。
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