89:名無しNIPPER[saga]
2017/11/13(月) 00:39:14.76 ID:grI1dH9y0
ファッションには疎いうえに、さらに子ども用の服なんてコーディネートした事も無く。
果たして一体どれがサンディに似合うのだろうか。さっぱり分からない。
まぁこの子は傍から見ても美形だ。目鼻立ちもくっきりしており、小顔で華奢ときた。
将来は美人になるのが容易に想像できる。
そんな彼女だからきっと何を着ても似合うのだろうが、それはそれとしてだ。
餅は餅屋というし、こういうのはショップの方に相談するのが一番だろう。
辺りを見回すと、手透きの女性店員を一人見つけた。早速声掛けしてみよう。
「すみません、この子に服を何点か見繕ってほしいのですが」
「はい、畏まりました。 こちらのお子さんですね。 ……あら、綺麗な子! お名前は何ていうの?」
店員は腰を屈ませて、自分の視点をサンディと同じ高さに持って行った。
当の彼女は急に大人に話しかけられてしどろもどろになっている。
「え、あ、うぅ……その……」
この子はサンディって言うんですよ、と軽く助け船。
素敵な名前ですね、と微笑みながら店員は言う。嫌味もなく、感じが良くて素晴らしい。
店員自体も綺麗な方だし、洋服はこの方に任せても大丈夫そうだ。
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