205: ◆CItYBDS.l2[saga]
2018/01/09(火) 16:03:29.27 ID:stzXCINl0
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魔王「側近ー、今日の晩御飯はアレがいいな」
側近「はいはいハンバーグですね、料理長に申し付けておきます」
大臣「は」
商人「へ」
魔王「ん・・・?」
側近「え、え、え、あれ?ここどこ?」
王「・・・魔王だけを呼んだつもりだったが、余計なものまで付いてきおったわ」
魔王「あ、ああああああああああああああ!」
魔王「国王!それに大臣!お前ら、よくも儂に暗殺者なんかよこしやがったな!」
王「・・・あ、ああ、その話はあとじゃ」
壇上に突如現れた魔王に、多くの議員が戸惑う中
勇者が、芋虫のように体をよじらせ魔王の傍まで這いずっていく
勇者「魔王!俺たちの金が、勝手に使われてるって話を証明してくれ!」
魔王「おお、勇者ではないか。なんで縛られているんだ・・・いや、それよりも奏上は終わったのか?」
勇者「ああ、魔族の労働問題についてはちゃんと王に伝えた。それより魔王!」
魔王「わかったわかった、何となくではあるが状況は理解した。」
魔王「よし、側近出してやれ」
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