ありす「合同ライブ、ですか?」 杏「うへぇ……」
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47: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:07:23.84 ID:vBR8DJ32o
ありす(……翌日から、ライブに向けての追い込みが始まりました)
ありす(最終調整のレッスンや、リハーサルの数々。多くのアイドルやスタッフの人たちが慌ただしく動いているのを見ていると、否応なしにライブが近いのだと思わされます)
48: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:07:53.39 ID:vBR8DJ32o
杏「え、いや、確約はしてな……」
奏「あら、集合みたいね。行きましょう」
49: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:09:02.02 ID:vBR8DJ32o
杏「……ありすちゃんのファンもいるんだろうねー」
ありす「っ……」ドキッ
50: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:10:08.04 ID:vBR8DJ32o
『ワァアアアアアア!!』
ありす(モニターからは歓声が流れてきています)
51: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:10:58.88 ID:vBR8DJ32o
杏「ありすちゃん」
ありす「杏さん……」
52: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:12:31.66 ID:vBR8DJ32o
ありす(私たちはどちらからともなく、お互いの手を繋ぎました)
ありす(一度だけギュッと握りしめると、それぞれの待機場所へ向かいます)
53: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:13:28.99 ID:vBR8DJ32o
ありす(ダンスのギアを上げていく。杏さんは私の思惑に気づいたのか、すぐに合わせてきてくれました)
ありす(いつもは私が振り回されているんですから、こういう時くらいは後輩として頼らせてもらっても構いませんよね?)
54: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:14:35.79 ID:vBR8DJ32o
ありす「……終わっちゃったんですね」
杏「そうだね。長かったような、短かったような」
55: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:15:51.26 ID:vBR8DJ32o
ありす「私、今なら杏さんの気持ちが分かります」
杏「ん?」
56: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:16:45.50 ID:vBR8DJ32o
ありす(――私の、いえ私たちのユニットは一つの山場を越えました)
ありす(ユニットとして、そしてアイドルとして成長することができたと思います)
57: ◆fuWkWfr/Bc[sage]
2017/10/31(火) 22:17:37.48 ID:vBR8DJ32o
ありす「なにかあるんですかっ?」
奏「この子ったら、合同ライブ前のとき、ありすちゃんが私たちと仲良くなったからって拗ねて……」
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