高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「謎解きと時計のカフェで」
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32:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:33:29.35 ID:FZ7UfDux0
『――これは魔法の呪文。はじまりは、消えた時間ではなく、姫を探す途中の時間。

み ↓20
し ↑11
す ↑5
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:33:59.23 ID:FZ7UfDux0
加蓮「また、平仮名と数字……」

藍子「さっきみたいに数字の順番に並び替えるのでしょうか」

加蓮「な、す……す……、なすす、したみ?」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:34:29.45 ID:FZ7UfDux0
藍子「みの下に20だから……」

藍子「む、め、も。や、ゆ」ユビオリ

藍子「よ。ら、り、る、れ」ユビオリ
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:35:00.03 ID:FZ7UfDux0
藍子「この、最初の文章はどういう意味なのでしょう?」

加蓮「何かの詩っぽいよね。消えた時間ではなく探す途中の時間」

藍子「消えた後に、探すお話……?」
以下略 AAS



36:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:35:29.25 ID:FZ7UfDux0
加蓮「あははっ。魔法の呪文かー」

藍子「絵本とかでよくありますよね。呪文」

加蓮「ちいさい頃はオリジナルの呪文とか作ってたなー。藍子はそういうのなかった?」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:35:59.35 ID:FZ7UfDux0
藍子「ええっ。続き、聞かせてくださいよ〜」

加蓮「そんな私はいない」

藍子「純粋少女かれんちゃんじゃなかったんですかっ」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:36:31.01 ID:FZ7UfDux0
加蓮「魔法の呪文……。ちっちゃい"つ"……。うーん」

藍子「消えた時間ではなくて探す途中の時間……。朝なのかな、お昼なのかな……」

「疲れた頭に一杯、注文の珈琲はどうですか?」スッ
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:40:59.45 ID:FZ7UfDux0
藍子「これ、何のコーヒーなんですか?」

「藍子様のはモカを。加蓮様には、サントスを用意させて頂きましたよ」

藍子「へぇ〜……あれ? モカってもっと酸味があったって聞いたことが……。こんな味にもなるんですね……」ゴク
以下略 AAS



40:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:41:29.55 ID:FZ7UfDux0
「皆様、そう仰ってくれるんですよ。そうして時計を見て、こんなに時間が経ったんだ、って」

藍子「私たちみたいな人が、いっぱいいるんですね」

加蓮「だね。おじいさん、まるで藍子みたい」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:41:59.46 ID:FZ7UfDux0
藍子「時計っていえば……あんなに大きな時計、初めて見ました」チラ

加蓮「うんうん。最初見た時にびっくりしちゃった。あれって、ずっと置いてるの?」

「そうですな。ふむ、ふむ……」
以下略 AAS



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