高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「謎解きと時計のカフェで」
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41:名無しNIPPER[saga]
2017/10/28(土) 15:41:59.46 ID:FZ7UfDux0
藍子「時計っていえば……あんなに大きな時計、初めて見ました」チラ

加蓮「うんうん。最初見た時にびっくりしちゃった。あれって、ずっと置いてるの?」

「そうですな。ふむ、ふむ……」

「私めがここを開いたのは、どれ、10年前でしたか、20年前でしたか」

「その時に、父から頂いた物で……。そういえば、父からの最期の贈り物でしたかの」

藍子「最期の、ってことは」

「ええ、ええ。父は、私めなどを大変かわいがってくれておりました」

「小さくても、皆様が盛り上がるようなカフェを開きたい。そう言った時も、厳しくも応援して頂いた物です」

「開店した時には、我が事のように喜んでもらったもので。それから、数日後でしたかの……」

「それからは、時計が父代わりですな。今でも、見守ってくれているような、不思議な気分で」

「今でも、元気に時間を教えてくれとります。ほほ。私めも、もう子に継いでいく頃合いとなったでしょうか」

加蓮「おじいさんのお父さんも、いい人だったんだ……」

藍子「だから、時計を大切にされているんですね――」



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