5:名無しNIPPER[sage]
2017/10/23(月) 01:10:34.33 ID:xHPbDruOo
本当なら、目立たず、騒がず、
静かにひっそりと生きていくべきなのだろう…。
しかし、なぜ私たちが人間たちの顔色をうかがいながら、おとなしく生きていかなければいけないのか。
以前から一族の生き方に疑問を感じていた私は、最近、人間たちの世界に積極的に関わろうとしている。
そう、私たちは駆逐されるだけの存在ではない。
むしろ私たちこそ、人間の上に立つべきなのだ。
そんな想いから始めたことの一つが、μ’sというスクールアイドルとしての活動だ。
私の存在を人間たちに認めさせて、魅了して、
そう、私が人間たちの上に立つのだ。
…そう思っていたはずなのに、最近は何かがおかしい。
人間たちの拍手や歓声が、なんだか私の胸をざわつかせるのだ。
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希「真姫ちゃんって、ライブのとき、本当にいい顔してるよね」
真姫「え?」
絵里「自分では気づいていない?
いつものクールな真姫とは違って、
とても柔らかい、素敵な笑顔をしているわよ?」
真姫「そ、そうなの?」
絵里「ええ、そうよ」
希「今度、クラスの友達に頼んで、
ステージでにこにこしている真姫ちゃんの姿を客席から撮ってもらおうか?」
真姫「ば、ばか!やめてよ。恥ずかしいじゃない!」
希「ふふっ、照れてる真姫ちゃんも可愛い」
真姫「もうっ、知らない!」
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