【ラブライブ】満月の夜に
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2:名無しNIPPER[sage]
2017/10/23(月) 01:09:08.17 ID:xHPbDruOo
そう、私は人間ではないのだ。

でも普通の人間と同じように暮らしている。

ただ一つのことを除いては…。

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にこ「よくそんなの飲めるわねえ…」

真姫「え?」



練習の合間に皆が思い思いの休憩をとっている中、
トマトジュースをグビグビと飲む真姫。
そんな真姫に、にこは怪訝そうな表情で話しかける。



にこ「これだけ汗をかいた状態で、トマトジュースって…」

真姫「結構おいしいわよ? 美容にも良いみたいだし」

にこ「いやいや、練習して喉が渇いたところに、ドロリとしたトマトジュースは無いでしょ…」


トマトジュースの缶を傾けながら、
しかし、真姫の視線は先ほどからある一点に注がれていた。


にこの、白くて透き通るような首筋…。
目を凝らして見ると、そこには青緑色の血管が浮き出ていて…。


真姫(ああ。思う存分、あそこを流れる赤い液体をすすることができたら…)


口内にじわりと広がる唾液をじゅるると吸いながら、真姫は首を振って、そんな邪念を追い払う。



真姫「あー!トマトジュース、おいしい!」

にこ「…なんか自棄になってない?」


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