高垣楓「純情な恋する乙女なんて如何でしょうか?」
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45: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/10/23(月) 18:40:17.59 ID:tmsEt/C+O
扉の開く音が聞こえて。
そちらを見れば、ちひろさんがにっこにこの笑顔でこちらを見つめていて。
「……プロデューサーさん。私が仕事をしていた間に、何をしていたんですか?寝ている楓さんに」
寝ている楓さん……?
なるほど、客観的に見れば寝てる楓さんを抱き上げているようにも見えるだろう。
変な勘違いをしてしまう可能性もありそうだ。
尚且つ俺も本来であれば仕事をしていた筈の時間に。
……なるほど。
「いや、違いますって。楓さん起きてますから。ね?楓さん?」
「……すー……すー……」
「……寝てますが?」
「いや寝たフリでしょう。楓さん!楓さーん!」
このまま楓さんが寝たフリを続けたとしよう。
ちひろさんが変な誤解をしていたとしよう。
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