88:名無しNIPPER
2017/12/09(土) 10:32:54.54 ID:w8z7tdGAO
「へぇ…なるほどね…じゃあ、あたしから質問。あんた、さっき言いかけた言葉あるっしょ?」
男「ああ」
「それ、正解だ。あたしの体質から逃れられる唯一無二の手段だよ、お見事だね」
【ありがとうございました】
男「体質には、条件があると僕は思う。それが【トリガー】、ギャグ体質である転校生さんは体質を発動する際…」
男「ギャグを行い天変地異を引き起こす。発現に沿った破茶滅茶な破壊を行うことが出来る。それがトリガーだ」
「ふぅん、じゃあ、あたしは?」
男「【ヒソヒソ話】」
男「──もとい、うわさ話や陰口、端的に言えば【マイナスな印象】を口に出すと君の耳に入る」
「なぜそう思う?」
男「そう難しい話じゃない。はじめの自己紹介を思い出してみればいい」
男「そう、君は既に有名人だった。放送室の唸り声としてマイナスポジションに見事に収まっていたからね」
男「君は君自身を噂する人物のマイナス的会話を、遠距離にて聞き取り、居場所を把握するタイプホルダーだった」
「…マイナスな会話が、トリガーだと言いたいワケか」
男「なら話は簡単だ。逆なことを言えばいい、君の存在を感謝し認め、プラス的会話を行えば発動は止まる」
男「そしてプラスマイナスで換算できるなら、敵意を持ったまま会話を行えば、また体質も強まる」
男「だから、君が地下室に訪れた瞬間からずっと感謝の言葉ばかり並べた。まあ歯切れの悪い返事ばかりだったけどね」
「……。当たってるよ、それ、あんたが言ったとおりマイナス噂を耳が拾う」
「そしてプラス的な言葉を、あたしに直接言える立場なら、それはもうマイナスじゃない、…限りなくプラスだ」
140Res/165.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20