181:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:40:04.33 ID:gbcG53qB0
ソイツが言葉を最後まで言い切る前に、額を矢で貫いた。
倒れるのを待たず、転進し村へ向かう。
182:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:40:59.58 ID:gbcG53qB0
疾走を再開して42分後。
私は荒れ果てた村の中で、幼馴染の死体を発見した。
183:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:51:59.01 ID:gbcG53qB0
村には、既にキマイラ達は残っていない。
合成術師を殺した事で、統制が解除され方々へ散ったのだろうか。
184:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:55:59.70 ID:gbcG53qB0
今からでは、到底回避が間に合わない。
そこまで接近されていたのに、どうして気付かなかったのだろう。
185:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:06:19.22 ID:gbcG53qB0
右手が食いちぎられたと同時に、左手の親指をケモノの眼に突き立てる。
だが、親指が眼に突き刺さる直前、ケモノの前肢で弾かれた。
こいつ、私の動きを読んでる?
186:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:16:08.31 ID:gbcG53qB0
「す、ストップ!駄目駄目!食べちゃ駄目!」
その声で、ケモノの動きはピタリと止まった。
187:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:20:38.02 ID:gbcG53qB0
顔を上げると、アイツの顔がすぐ近くにあった。
額には僅かに傷跡が残っている。
私の矢が刺さった場所かな。
188:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:23:58.02 ID:gbcG53qB0
「え、えっと、その、何か勘違いしてませんか?」
「私には、貴女を害する気なんて無いんです」
「その傷だって、ちゃんと治してあげます」
189:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:25:26.09 ID:gbcG53qB0
「そう、ですか……」
「残念です……けど、仕方ないですよね」
「手間がかかりますけど、自力で探そうと思います……」
190:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:32:20.14 ID:gbcG53qB0
アイツの声を聞いたケモノの牙が、私の首に食い込む。
「くひゅ」
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