186:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:16:08.31 ID:gbcG53qB0
「す、ストップ!駄目駄目!食べちゃ駄目!」
その声で、ケモノの動きはピタリと止まった。
聞き覚えが有る声だった。
クロ?
いや、違うか。
ケモノの背後に、アイツが立っていた。
おかしいな、ちゃんと額を貫いたと思ったんだけど。
呼吸が速くなってきた。
それと同時に、体温が下がってきている。
きっと、血が足りないんだろう。
当然だ。
今もまだ、右手の断面からは血が流れ続けているのだから。
「す、すみません、こんな事になるなんて……」
「わ、私はただ足止めしてって命令しただけなのに」
「こら!駄目でしょちゃんと言う事聞かなきゃ!」
「この子は知性も戦闘力も高いんですけど、制御がしにくいんですよね」
「因みに、この子、何か見覚えありませんか?」
「そう!狩人さんが倒した竜種の身体が組み込まれてるんです!」
「竜種って、攻撃力は高いんですけど、何か大雑把なんですよね」
「隠密行動とか、潜入行動にはまったく向いてませんし」
「その点、竜種とケモノを組み合わせたこの子は違います」
「竜種の戦闘力と、ケモノの隠密性を兼ね備えてるんです!」
「サイズも凄くコンパクト!」
「内臓が駄目になるんで多用は出来ませんけど、なんとブレスだって吐けちゃうんですよ!」
「凄いですよね!」
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