178:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:37:42.41 ID:gbcG53qB0
「……私は狩りで遠出してていただけ」
「別の用事もあるから、貴女の手伝いをしてる余裕は無い」
179:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:38:30.82 ID:gbcG53qB0
食事は確かに大切だ。
30体ともなれば、かなりの量を食べるのだろう。
けど。
180:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:39:14.72 ID:gbcG53qB0
「幸い、この近くには手頃な村があります」
「しかも、あの村の連中は狩人さんのワルクチばかり言ってました」
「聞いていて、イライラしました」
181:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:40:04.33 ID:gbcG53qB0
ソイツが言葉を最後まで言い切る前に、額を矢で貫いた。
倒れるのを待たず、転進し村へ向かう。
182:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:40:59.58 ID:gbcG53qB0
疾走を再開して42分後。
私は荒れ果てた村の中で、幼馴染の死体を発見した。
183:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:51:59.01 ID:gbcG53qB0
村には、既にキマイラ達は残っていない。
合成術師を殺した事で、統制が解除され方々へ散ったのだろうか。
184:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 10:55:59.70 ID:gbcG53qB0
今からでは、到底回避が間に合わない。
そこまで接近されていたのに、どうして気付かなかったのだろう。
185:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:06:19.22 ID:gbcG53qB0
右手が食いちぎられたと同時に、左手の親指をケモノの眼に突き立てる。
だが、親指が眼に突き刺さる直前、ケモノの前肢で弾かれた。
こいつ、私の動きを読んでる?
186:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:16:08.31 ID:gbcG53qB0
「す、ストップ!駄目駄目!食べちゃ駄目!」
その声で、ケモノの動きはピタリと止まった。
187:名無しNIPPER[saga]
2017/11/17(金) 11:20:38.02 ID:gbcG53qB0
顔を上げると、アイツの顔がすぐ近くにあった。
額には僅かに傷跡が残っている。
私の矢が刺さった場所かな。
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