1: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:13:28.12 ID:auAvmE9i0
【モバマスSS】です
――――プロダクション、事務室
時子「そんなこと、言われなくても知っているわよ。ちひろが以前からカレンダーに書いていたもの」
つかさ「だったら早く祝いに行ってあげたほうがいんじゃね? ちょうど今、色んなメンツでパーティーしながら祝ってるようだし」
時子「あらつかさ、貴女がわざわざそんなことを気にするなんて、どういう風の吹き回しかしら?」
つかさ「いや別に。でもほら言うじゃん、親しき仲にも礼儀ありって。大事だろ、そういうのさ」
時子「礼儀が必要なほど親しくはないわよ、私とあの子は」
つかさ「えっ」
時子「なによ」
つかさ「いや、マジで言ってんの時子さん? マジならちょっと引くわ、ないわー」
時子「……躾けるわよ?」
つかさ「そいつは勘弁。でもあれだけ懐いてくれてる相手に親しくないってのはどうよ?」
時子「向こうが勝手にしているだけのことよ。私としては……正直なところ、理解できないわ」ハァ
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2: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:14:07.00 ID:auAvmE9i0
※財前時子様
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※桐生つかさ
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3: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:16:27.17 ID:auAvmE9i0
つかさ「……あっ、理解出来ない。なるほどね、そういうこと。……ふむ、なら前言撤回、いいじゃんそういう仲」ニッ
時子「貴女、勝手に一人で納得してなに笑っているのよ。気持ち悪いわね」
4: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:17:49.11 ID:auAvmE9i0
時子「それなのに、なにを思ったのか私につきまとっては楽しそうにしている。これは時間の無駄遣いではなくて?」
つかさ「あー……そう考えてんのか時子さんは」
5: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:19:20.79 ID:auAvmE9i0
つかさ「なら、さっきの発言聞いて本人がどう思ったか見れば理解出来るっしょ。入り口のほう見てみなよ!」
時子「は? 何を言って――」
6: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:19:53.97 ID:auAvmE9i0
※大原みちる
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※椎名法子
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7: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:23:15.69 ID:auAvmE9i0
法子「そ、それは、そうなんだけど……」
みちる「ちなみに聞いている間の法子ちゃんは、すごくころころ表情が変わってましたっ!」モグモグ
8: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:25:08.63 ID:auAvmE9i0
時子「……慣れないことはするものじゃないわね。私は連絡しないといけない用事が出来たから、少し失礼するわ」スクッ
法子「あ……」ションボリ
9: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:27:25.37 ID:auAvmE9i0
つかさ「うっわ、見事に一瞬で全部ボロボロの粉にされたじゃん……」
法子「みちるちゃんに当ててないの、やっぱり時子さん優しいなぁ」
10: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:28:55.90 ID:auAvmE9i0
つかさ「……いや、限度はあるからな? アタシの財布空にしないで」
みちる「やりました法子ちゃん! 今日は法子ちゃんの誕生日という嬉しい日であり、あたしのパン祭りの日にもなりそうです!」
11: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:31:06.98 ID:auAvmE9i0
つかさ「アタシとしてはノロマが許せないとか言っといて、回りくどいことしてる時子さんをどうにか出来てよかったしさ」
みちる「お節介ですねーっ!」
12: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:33:29.20 ID:auAvmE9i0
――――1時間後、プロダクション、事務室前
ちひろ「本当に申し訳ありませんでした。私としたことが、頼まれていた物をフランスに取りに行くのを忘れていたなど……」
13: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:34:11.72 ID:auAvmE9i0
※千川ちひろ
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14: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:35:41.08 ID:auAvmE9i0
ちひろ「スケジュールは調整しますけど?」
時子「ええ、今度頼むわね。でも今は、こちらに集中させてもらうわよ」
15: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:37:14.07 ID:auAvmE9i0
時子「他に適当な袋を持ってきてそっちに移しなさいよ」
法子「そうしたのがこれだよっ。全部で3つも袋使っちゃった……」ドサッ
16: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:40:49.08 ID:auAvmE9i0
法子「やったっ♪ それじゃあ――」ゴソゴソ
――キランッ
17: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:44:56.11 ID:auAvmE9i0
法子「うんっ! それじゃあ……んしょ……んっ……」ゴソゴソ
法子「あ、あれ……うまく着けられ……っ……んっ……うーっ」
18: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:46:56.61 ID:auAvmE9i0
時子「そうね……離れて見ると……まだまだペンダントの雰囲気に負けているわ、残念ね」
法子「あぅ! そっか……」ションボリ
19: ◆R4LxbbyKhE[saga]
2017/10/10(火) 06:47:52.70 ID:auAvmE9i0
今日はドナキチ……いえ、法子ちゃんの誕生日です、めでたい!
そしてドーナツで調べ物をしていたらドーナツモチーフの綺麗なペンダントを見かけて、
気づけばこれが出来ていた
読んでくださった方ありがとうございました
20:名無しNIPPER[sage]
2017/10/10(火) 07:37:41.94 ID:n8xY4lf5o
おつおつ。ほっこりしながら(・∀・)ニヤニヤできる素敵なSSでした
21:名無しNIPPER[sage]
2017/10/10(火) 08:28:53.80 ID:O0bij5Ul0
乙
金細工師は時子様の数多くいる豚の一人だったか
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