12:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 01:40:31.24 ID:h3AcEulr0
『……このボタンに誓うよ。杏、いつか必ず、先生のとこまで行くから。……もう会えなくなるだなんて、言わせないから』
高く掲げたボタンを胸の前まで下ろして、拳の中で固く握りしめる。
先ほど口にした言葉が、彼女の心には引っかかっていたらしい。半ば脅すためであったが、彼女には現実味を持って感じられたということか。
13:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 01:41:17.41 ID:h3AcEulr0
杏「…………」
P「…………」
杏「……なんか言えよ」
14:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 01:42:05.38 ID:h3AcEulr0
会話が途切れた。何か軽口で返されるものかとばかり思っていたプロデューサーは、すっかり対応に困ってしまう。
対する杏は特に動揺したような様子も見せず、立ち上がってスカートの裾を払うと、部屋を出ようと歩き出す。
思わずその背に声を掛けると、杏は首だけをプロデューサーの方へ向けて言った。
15:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 01:42:36.46 ID:h3AcEulr0
P「はぁぁぁぁぁぁぁぁ…………なんなんだよあいつ…………明日からどんな顔して話せばいいってんだ」
情動の吐息がこぼれ出る。彼女の前で動揺こそしても、ここまでテンパっていることは知られたくなかった。
16:名無しNIPPER[saga]
2017/10/10(火) 01:43:46.58 ID:h3AcEulr0
おわり。
進め乙女、もっと先へ。
そんなお話でした。
17:名無しNIPPER[sage]
2017/10/10(火) 02:06:48.48 ID:K0P/1izmo
なんかSTARDUSTの歌詞がチラついたような…
18:名無しNIPPER[sage]
2017/10/10(火) 07:22:51.22 ID:bSmYAGM8o
ちょっと待って!淫夢要素無いやん
どうしてくれんのこれ?
19:名無しNIPPER[sage]
2017/10/10(火) 08:52:32.55 ID:+/RsiE/wO
幸せなキスしてるだろいい加減にしろ!
20:名無しNIPPER[sage]
2017/10/10(火) 10:01:33.17 ID:vU9/2hRtO
えっ!?きらりは?
21:名無しNIPPER[sage]
2017/10/10(火) 12:29:47.59 ID:CAECzAqQo
おつおつ
22:名無しNIPPER
2017/10/10(火) 12:41:32.70 ID:KHKG/Qq9O
スレタイからウサミンが出てくるものだと思っていた時期が俺にもありました…
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