207: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:11:03.10 ID:A8DUifUBo
開拓者「これで開拓者の仕事は終わりだ」
開拓者「ここから先は町を作るのではなく運営する、市長の仕事だな」
担当者「お疲れ様じゃった」
208: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:12:56.40 ID:A8DUifUBo
被差別階級である開拓団から派遣された一人の男と、その功績は瞬く間に王国全土に知れ渡った。
富裕層の中には開拓者の出自を聞き眉をひそめる者も少なくなかったが、多くの国民は歓喜に沸いた。
というのも、戦時中は食糧に乏しく、大きな町に住む中流階級の人間ですら十分な食糧を得ることができなかったのだ。
209: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:13:29.94 ID:A8DUifUBo
町が完成!
称号:新たなる王国の象徴
●開拓地
210: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:17:34.10 ID:A8DUifUBo
王「開拓者よ。ご苦労だった」
王「今ここに、余の代で初めての町が生まれた!」
王「想像以上の働きであったぞ。礼を言う」
211: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:18:45.98 ID:A8DUifUBo
市長「市長に就任したからには、全身全霊をもって王国の発展のために尽くす事をお約束します!」
市民「ワアアアア」パチパチパチパチ
デモ隊「貿易反対!! 外国船追放!!」
212: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:20:50.32 ID:A8DUifUBo
このようなこともありながら五年の歳月が流れた。
開拓者の招いた知識人たちはこの五年の間に様々な研究成果を挙げていた。
213: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:23:05.66 ID:A8DUifUBo
●キネティックアートT
トラクタービースト「……」ガタガタ
キネティックアーティスト「おおお、強い強い! これなら馬車を引けるはず!」
214: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:24:22.79 ID:A8DUifUBo
●建築学T
建築学者「洪水対策の研究は進みましたが、建築技術は停滞していますね」
建築家「レンガを使わなくても竹と石の組み合わせで十分だ」
215: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:32:54.51 ID:A8DUifUBo
町が発展!(開拓から5年後)
◎…時代が進んだもの ☆…研究で進化したか新しくできたもの
称号:王国の台所
216: ◆CpUz7d.S3o[saga]
2017/11/04(土) 18:35:28.36 ID:A8DUifUBo
同時期、王国で遷都が行われた。
言うまでもないかもしれないが、王都の基礎を作ったのは開拓者である。
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