94: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/10/27(金) 18:46:59.40 ID:23i0x2er0
「うん、なぁに?」
まさかまさかの展開さ。歌織さんは俺という疑似弟に向かってグイッと顔を近づけると。
「お姉ちゃんに、何か用?」
「え、いや、用って急に言われても……」
「ん〜……。じゃあ、お姉ちゃんをただ呼んだだけ?」
「それも呼んだだけというか、呼べと強制されたというか――」
「Pくんは、お姉ちゃんにご用があるんだよね?」
瞬間デジャブを感じたね。今、歌織さんの全身からは"お姉さんしたいオーラ"が溢れている。
これはそう、瑞希が未来たち乙女ストームの面々のお世話をしたがった時のように。
「……ま、毎日仕事で疲れてない? 俺、良かったらお姉ちゃんの肩揉むよ」
340Res/273.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20