69: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2017/10/10(火) 22:25:55.67 ID:HHwJzBVN0
===
まぁでも、そんなこんなで準備を終えれば三人で夜のベランダへ。
「名月や、ああ名月や」
「それにつけてもふちゃぎふちゃぎ♪」
「二人ともさっきから食べてばっか。少しは月も見てあげなよ」
リーンリーンと虫の声は、都会じゃちょっと難しいけど。
それでも夜風に当たりながらお月見するのはだいぶ新鮮。
花より団子な二人と違って、自分、風情の分かる女ですから。
「響ちゃんはふちゃぎ食べないの?」
「自分の分はちゃんと避けてる。そっちの大皿は二人でどーぞ」
もぐもぐと口を動かしてる、麗花に訊かれてお皿を見せる。
貴音たちと一緒に食べる時は、自分の取り皿を用意するのが劇場メンバーの常識だもん。
340Res/273.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20