304: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2018/08/29(水) 12:28:54.19 ID:zfoRS8RN0
「いくら765(ウチ)がアットホームを売りにしてたとして、本当に君の家ってワケじゃないのだから。そーゆーふしだらな格好でうろつきまわるのはよしなさいな」
「でも今日暑いし、これもお仕事で使う衣装だから別にいいかなーって」
「それをダメだと今言ってるんだろう? ……海美、口ごたえするようだったら」
俺は脅しをかけるように両手をわきわき動かすと、聞き分けの無い彼女に真剣な表情でこう迫った。
「オニーサンがセクハラしちゃうぞぉ? サンオイル塗ったりマッサージしたり。アレやこれやで辱めちゃる」
すると効果はてきめん。海美は耳まで真っ赤になりながら、「き、着替えてくる!」と足早に楽屋を出ていった。
俺はそんな彼女の後姿をしてやったりと見送った。
……だがしかし、善良なる読者諸兄におかれては、同じように職場で水着姿の同僚を見かけたとしてもこのような物言いはよすべきだ。
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