23: ◆Xk..svTef9j1[saga]
2017/09/24(日) 13:39:22.44 ID:B12wsVOd0
白望「いや……えっと、これは違う。そうじゃない」
シロは目を背け、俯きがちに否定した。
塞「本当に?」
その様子に不安を覚える。
もしかすると、シロはインハイが近いがために、体調不良を隠して部活に出ようとしているのかもしれない。
塞「ちょっといい?」
断りを入れ、シロの首筋に手を伸ばす。
白望「ひやっこい……」
塞「シロはあっついね……」
熱い。次いで頬、おでこと触ってみても、やはり熱い。
塞「やっぱり熱あるんじゃない? 風邪でもひいた?」
白望「いや……」
シロはむずがるように、私の手を押しのけた。
白望「これはほんと、違うから……。風邪じゃない。これは……えっと」
またも視線を逸らし、伏目勝ちになるシロ。
顔が赤いこともあって、なんだかその様子は照れているようにも見えた。
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