34:名無しNIPPER[saga]
2017/09/21(木) 00:27:33.12 ID:x1eCXNrg0
鞠莉「私は――」
ルビィ「え……?」
言葉を不自然に途切れさせて、鞠莉さんは空を仰ぎます。
鞠莉「ふーっ……はーっ……」
顔をくしゃくしゃにして、鞠莉さんは上を睨みつけていました。
息は荒れ、だんだんと目元に、雫が。
鞠莉「……ひっ……うっ、ぐっ」
ルビィ「鞠莉、さん……?」
出涸らしのはずの鞠莉さんから、一筋の涙が落ちました。
鞠莉「わた、私は……っ」
鞠莉「恨まれてると、思って……っ!」
唸るような声。
鞠莉さんがそんな声を出すのを、ルビィは初めて聞きました。
鞠莉「謝りたくて……っ、ルビィに、ごめんなさいって言いたくて……っ、だから誘ったのに……っ!」
言葉とともに、鞠莉さんの目から次々と涙が溢れます。
ルビィはそれを、ぽかんと、信じられないような気持ちで眺めることしかできませんでした。
泣いている? 鞠莉さんが? どうして。
謝るために誘った? 謝るって、何を。どうして。
鞠莉「なのにっ! ルビィにそんなこと、言われたら、私……っ、私……!!」
鞠莉「ルビィ……っ、私、ルビィと一緒にスクールアイドルやっても、いいのかなぁ……っ」
ああ、ルビィはなんて愚かだったのでしょうか。
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