7: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2017/09/18(月) 21:22:25.40 ID:7RDyd5GI0
その姿はいつもと変わらず俺を魅了しているが、唯一、その大きな目だけはいつもと全く違う輝きを放ち、俺を捉えて離さない。
その輝きは蛇が獲物を見るかのように鋭く……そして冷たかった。
「あの、違うんだ□□。これはその」
「なにが違うの? 男友達の写真をこんな壁一面に貼りつけるなんて、『普通は』しないよね?」
8: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2017/09/18(月) 21:23:50.36 ID:7RDyd5GI0
次々と衝撃的事実が明らかになり、目が泳いでしまう。口の中が乾いていく。
いや待て。もしかしたらこれはチャンスかもしれない。どうせバレているんだ。こうなったら、言ってやる。
「□□! 聞いてくれ!」
「なに?」
9: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2017/09/18(月) 21:24:35.56 ID:7RDyd5GI0
「あのさあ、僕にそんな趣味ないんだよね。僕が何で君の気持ちに気づいていたのに離れなかったのかって、ただ単に隠し通しているつもりだった君が面白かっただけ。だけどもう飽きたからネタバラシしたってわけ」
「そ、そんな……」
「でもさあ、もし君の行いを警察や君の両親に言ったら……多分僕とは二度と会えなくなるよねえ?」
「ま、待ってくれ! それはやめてくれ! お前に会えなくなったら、俺は……!」
10: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2017/09/18(月) 21:25:31.18 ID:7RDyd5GI0
「じゃあ、土下座しろよ」
「え?」
「僕のことが好きなんだろ? じゃあ、それくらい出来るよね?」
「あ……は、はい!」
11:名無しNIPPER[sage]
2017/09/22(金) 08:08:16.98 ID:gqEf932DO
続きはよ
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