【再開】オリロンパ(β)
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6: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:15:08.06 ID:AOdWhDCI0
薄暗い中、聖者の描かれたステンドグラスが僅かに光を漏らしている。

長い卓が何列も並んでいて、奥に出口らしき扉がある。扉と反対方向には十字架が掲げられて、講壇が一つ置かれていた。

???「……」
以下略 AAS



7: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:21:11.55 ID:AOdWhDCI0
しかし、この場所には何も心当たりがない。ここで私が眠っていたのは確かなようなのに。

稲羽(ああ、これは夢でしょうか?)

室内には奇妙な物が存在していた。
以下略 AAS



8: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:23:41.75 ID:AOdWhDCI0
稲羽「……?」

不意に音がした。音のする方向へ目を向けるが、そこにあるのは木製の講壇だけだった。

稲羽「……」
以下略 AAS



9: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:26:15.69 ID:AOdWhDCI0
稲羽「あの……」

???「……」

仮面越しでは、彼がどんな表情をしているのか判別が付かなかった。
以下略 AAS



10: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:36:00.16 ID:AOdWhDCI0
【中庭】

礼拝堂を出ると、独特の芳香に満たされた。

一面が薔薇に囲まれた庭。
以下略 AAS



11: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:37:42.06 ID:AOdWhDCI0
???「淫乱そうな兎さん……もしかして……混ざりたぃの……?」

稲羽「え……いえ」

あんまり……混ざりたくは無いですね……
以下略 AAS



12: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:40:19.65 ID:AOdWhDCI0
四季ヶ原「わたしが専門的に扱ってるのは……人工授粉だょ。植物の更なる発展の為の手段の1つだね」

稲羽「品種改良……とかですよね」

四季ヶ原「ぅん。味の改良とか、見栄えの良さの向上とか……より良い植物を作る為に……」
以下略 AAS



13: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:48:19.53 ID:AOdWhDCI0
???「おい……」

彼女をただ見つめていると、背後に学ラン姿の男性が立っていた。

首からホイッスルを下げている。厳格そうな顔つきの人。
以下略 AAS



14: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 21:51:07.76 ID:AOdWhDCI0
???「ではもう1つ。……お前は超高校級の人間で間違いは無いか?」

稲羽「……はい」

ハックさんがいなくなった事に少しの寂しさを覚えて、自分の素性を伝える。
以下略 AAS



15: ◆Vcl4B/DaxY[sage saga]
2017/09/15(金) 22:05:13.89 ID:AOdWhDCI0
【体育館】

中庭の扉を出た。

扉を開くと、眩い光が差し込んで……目の奥を深く突き刺す。
以下略 AAS



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