191: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:02:16.09 ID:Ohmi38x40
希「はいっいただきます」
ことり「…」パクパク
希「どう?」
192: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:04:15.21 ID:Ohmi38x40
希「…そっか、それならやっぱりそうだよ、ことりちゃん」
ことり「何…?」
希「例えばさ、ことりちゃんが今からウチとそこのベランダから身を投げたとしよう」
193: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:06:30.79 ID:Ohmi38x40
希「悲しいことなんて後回しでいいんだよ、夏休みの宿題だって最後の日にやればいいんだよ」
ことり「…!」ウルッ
希「…なんて、物語に夢中になっちゃったけど」エヘヘ
194: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:09:10.21 ID:Ohmi38x40
希「よーしっ!この後お風呂!ちゃちゃっと食べてちゃちゃっとお風呂入っていっぱいあそぼっ!」パクパクッ!
ことり「は、はやいよ〜…」
ことり(その後、お風呂に入った)
195: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:10:28.51 ID:Ohmi38x40
ことり「………」
ガララ
希「おっじゃましまーす!」
196: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:12:26.10 ID:Ohmi38x40
ことり(それでお風呂から出て勉強したり何気ないことをしてたらあっという間に深夜だった)
ことり(ベッドは一つしかないから希ちゃんの隣で寝ることになった)
ことり(そんな家の明かり全てを消して眠りにつこうと思った時のこと)
197: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:14:27.57 ID:Ohmi38x40
ことり「…ありがとう、希ちゃん」
ことり「でも…大丈夫だよっきっと明日には…解決してるから」
希「…そっか」
198: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:15:49.39 ID:Ohmi38x40
ことり「ことりたちもいこっか」
花陽「そうだね」
凛「うん!」
199: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:18:12.75 ID:Ohmi38x40
ことり「ど、どうしてそう思うの?」
花陽「なんか…苦しそうに笑ってるから」
ことり「苦しそうに…」
200: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:20:41.66 ID:Ohmi38x40
ことり「…うん、花陽ちゃんならどうする?」
花陽「え…私か…」
201: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:22:55.92 ID:Ohmi38x40
ことり「えっ…」
花陽「その人のために最後の最期まで全力で走ることがその人に出来る唯一のこと」
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