194: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2017/09/13(水) 20:09:10.21 ID:Ohmi38x40
希「よーしっ!この後お風呂!ちゃちゃっと食べてちゃちゃっとお風呂入っていっぱいあそぼっ!」パクパクッ!
ことり「は、はやいよ〜…」
ことり(その後、お風呂に入った)
ことり「ふう〜…」チャプンッ
ことり(そして入ってる時に考えた)
ことり「…今思えば、自分のこと…全然見てなかったな……」
穂乃果『…ことりちゃんはさ、小さい頃から自分が弱いって分かってるくせに人のことばっか心配してたよね』
ことり「…」
ことり(ホントのこと言えば別にそんなつもりはなかった)
ことり(ただ単に、穂乃果ちゃんが、みんなが眩しくて綺麗で明るくて、そんな何かに魅了されてしまって自分のことになんか目も当てられなくて)
ことり(ふと下を見ても自分の足元さえ見えずに、ただ…ただただみんなの背中を追いかけてきたから自分の心配なんて出来るはずがなかった)
ことり「…よしっ」
ことり(とりあえず覚悟を決めて、明日…明日穂乃果ちゃんと真剣に話し合う…いや、違う)
ことり(明日は穂乃果ちゃんと全力でぶつかり合おうと思う)
グッ
ことり(今はちゃんと全身に力が入る、あの時みたいに置いていかれる心配もない)
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