【進撃の巨人×異世界食堂】エレン「異世界食堂? なんだよそれ?」
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2: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:26:52.39 ID:hVxqWr5Do
 二年前、訓練兵専用訓練所、食堂


エレン「異世界食堂? 何だよそれ?」

以下略 AAS



3: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:28:33.14 ID:hVxqWr5Do
ミカサ「でも、なんでそんな話が……」

アルミン「……きっと、絶望に瀕した人達を励ます為に誰かが話したお話……とかじゃないかな……そういう話って、聞くだけでも元気が湧いてくるでしょ?」

ユミル「馬鹿げた絵空事でも生きる力になる……か……でも、牛の肉が食べ放題ってのも、さすがに盛りすぎだと思うけどねぇ」
以下略 AAS



4: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:30:55.57 ID:hVxqWr5Do
―――
――


エレン「っはっっ……っ」
以下略 AAS



5: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:32:53.81 ID:hVxqWr5Do
ミカサ「エレン、不用意な事はやめて」

エレン「わ、悪いミカサ……助かった……」

アルミン「間一髪だったね……」
以下略 AAS



6: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:34:59.71 ID:hVxqWr5Do
アルミン「あの時、ミカサがこの穴に気付かなかったら、僕達は今頃……」

ミカサ「生き延びる為には、ああするしかなかった」

エレン「あの時は本当に助かったぜ……でも、このままじゃ本当にマズいな……」
以下略 AAS



7: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:37:11.16 ID:hVxqWr5Do
ミカサ「エレン、怒ると体力を使う、じっとしてて」

エレン「くっ…そぉ…っっ!」

アルミン「ほら、エレンだってもう立っているのもやっとじゃないか……」
以下略 AAS



8: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:38:23.34 ID:hVxqWr5Do
ミカサ「アルミン……アルミンの立体起動装置はどう?」

アルミン「僕の立体起動装置もミカサのと同じ……使えてもあと二回ぐらいでガス欠だ……とてもあの巨人達を相手に戦闘は出来ない……」

ミカサ「そう……私が活路を開く。それで、その間にアルミンはエレンとここから逃げて」
以下略 AAS



9: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:39:28.07 ID:hVxqWr5Do
エレン「結局打つ手無しかよ……畜生っっ!!」

ミカサ「二人は死なせない……私は絶対に、諦めたりしない……っ!」

エレン「諦めねえぞ……絶対に生き延びてやる! 絶対に……!!」
以下略 AAS



10: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:40:36.07 ID:hVxqWr5Do
エレン「ダメだ……やっぱり何も見当たらねえ……」

ミカサ「食べられそうなもの……何も無い……」

 微かな希望も虚しく、アルミンの案は水泡に帰した。
以下略 AAS



11: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:41:42.39 ID:hVxqWr5Do
エレン「……馬鹿野郎! ミカサお前、何やってんだよ!」

アルミン「ミカサ! 落ち着いて! まだ諦めちゃだめだ……早まっちゃだめだ!」

ミカサ「離して……私の血を二人に分け与える、大丈夫、私は死なないから……」
以下略 AAS



12: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:42:50.76 ID:hVxqWr5Do
アルミン(ちくしょう……何の為に今まで机にかじりついて勉強して来たんだよ……。こういう時に仲間を助ける方法も浮かばないで、どうして二人の仲間なんて言い切れるんだよ!!)

 何一つ打開策が浮かばない自分に苛立ちが募る。

 だが、幾ら考えを巡らせても状況を覆せる案は浮かばず、ただ徒(いたずら)に時間だけが過ぎて行った。
以下略 AAS



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