【進撃の巨人×異世界食堂】エレン「異世界食堂? なんだよそれ?」
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12: ◆kh6j.ZZqSk[sage saga]
2017/08/27(日) 22:42:50.76 ID:hVxqWr5Do
アルミン(ちくしょう……何の為に今まで机にかじりついて勉強して来たんだよ……。こういう時に仲間を助ける方法も浮かばないで、どうして二人の仲間なんて言い切れるんだよ!!)

 何一つ打開策が浮かばない自分に苛立ちが募る。

 だが、幾ら考えを巡らせても状況を覆せる案は浮かばず、ただ徒(いたずら)に時間だけが過ぎて行った。


アルミン「あ……っ……」

エレン「アルミン! 大丈夫か!?」

アルミン「くそ……こんな……所で……っ」

 衰弱も限界を迎え、遂にアルミンはその場に倒れ込んでしまう。


ミカサ「アルミン……大丈夫?」

アルミン「ごめん……でも、少し休めば動けるようになるから……大丈……夫……」

エレン「もういい、アルミン、少し休んでろ……」

 アルミンの身体をマントで覆い、少しでも体温を逃がさないようにして休ませる。

 静寂が訪れ、時間と共に薄々感じていた、『ある感情』が一層強く、エレン達の胸中に込み上げて来ていた……。


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