260:名無しNIPPER[saga]
2017/09/26(火) 23:31:10.28 ID:1qpUpdjR0
「よく言ってくれた」
「うんうん、やっぱりプロデューサーはすごいよ!」
「それなら、みんな安心だね」
なのに、この場に居る人間は、高垣楓以外にその言葉を賞賛する。
「もう、そうする他ないのか……」
代表は何かを諦めたようにしていた。
「仮に認めなければ、わが社はアイドルの自由を奪う存在となる」
それは、この半年間、何度も言われてきた。
一人の女性の自由を奪う悪。
「プロデューサーさんなら、絶対に大丈夫」
「悔しいけど、お似合いだって」
「それに――そうでないと、『高垣楓』を誤解していたと言う結果しか残らないよ」
「はい――貴女の笑顔を、守ってみせます」
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