球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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8: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:27:05.83 ID:wQv5FyAe0


唐突に顔を上げ、そして訝しげに首を傾げる大佐。

その大佐の様子に、航海長も不審げな表情を浮かべた。
以下略 AAS



9: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:30:04.88 ID:wQv5FyAe0


――幽霊か、はたまた、妖か。


以下略 AAS



10: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:31:32.13 ID:wQv5FyAe0


「……艦長?」

「ああ……すまない、久方ぶりの国外任務で何分緊張しているのだ。1100の総員集合時には顔を出す。それまではよろしく頼む」
以下略 AAS



11: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:33:02.44 ID:wQv5FyAe0


「……この部屋に誰か居るのか?」

「球磨も人間になれたら……っておい、そこな艦長……もしかして、この球磨の声が聞こえてるのか?」
以下略 AAS



12: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:35:00.70 ID:wQv5FyAe0


「……だったらどうした、貴様はなんだ? この大日本帝国海軍が誇る軍艦・球磨に住み着く幽霊か、はたまた、妖か?」

「失敬な。この球磨こそ紛うことなき、大日本帝国海軍が誇る球磨型二等巡洋艦の1番艦、球磨だ。知っての通り、佐世保生まれだ」
以下略 AAS



13: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:37:12.99 ID:wQv5FyAe0


「貴様、何を言って……」

「そうだな……舟魂って知っているか? 海の民が航海の安全を願う神さまの事だ。多くの場合は女性である事が多い。まぁ、そんな存在だと思ってくれ」
以下略 AAS



14: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:38:51.92 ID:wQv5FyAe0


「つまり貴様は……神か?」

「そんな大層な者ではない。球磨は『軍艦・球磨』だ。それ以上でもそれ以下でもない。最も球磨以外に似た様な存在が居るのかは知らん」
以下略 AAS



15: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:40:16.79 ID:wQv5FyAe0


――そんな妖怪変化を信じてたまるか。


以下略 AAS



16: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:42:10.81 ID:wQv5FyAe0


「……で、貴様の目的は何だ?」

「……」
以下略 AAS



17: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:43:00.65 ID:wQv5FyAe0


「……いんだ」

「……」
以下略 AAS



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