球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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9: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:30:04.88 ID:wQv5FyAe0


――幽霊か、はたまた、妖か。


青褪めた大佐の様子に、航海長も殊更不安げな表情を浮かべた。


寸秒の後、大佐は意を決した様子で航海長に向かって口を開いた。


「航海長……変な事を聞くようだが……この艦に童が紛れ込んでいる……なんて事は無いな?」

「え、ええ……少なくとも水兵からその様な報告は上がっていませんが……」

「……」


『もっともこの球磨は、そんな美味しいモノを飲んだり食べたりする事が出来ないが』


三言目。

大佐は自分が疲れているのでもなく、少女の声色が自分の聞き違えでもない事を確かめると、深刻な表情で頭を抱えた。




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