球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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18: ◆AyLsgAtuhc[saga]
2017/08/20(日) 20:44:24.90 ID:wQv5FyAe0


そして告げられた少女の気恥ずかしそうな声色に大佐は、ふにゃりと自分自身の緊張の糸が緩んだのを感じた。

続けて軍艦・球磨たる存在は言葉を紡いだ。


「お前が初めてだったんだ。この球磨が生み出されてから早15年近く。こうやって言葉を返してくれる人は誰一人として居なかった」


そしてその声色は、どこか嬉しそうな色を孕んでいた。

恐らく今、この少女がこの場に人間として姿を現していたならば、大佐に向かって赤面して嬉しそうな笑顔を浮かべていたであろう。

大佐は少しでも身構えた自分が阿呆だったと溜息を吐き捨て、軍艦・球磨たる存在に続けて言葉を投げかけた。




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