球磨「面倒みた相手には、いつまでも責任があるクマ」
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116
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:40:13.01 ID:XBnaHpLy0
「こちら軽巡洋艦・球磨。作戦司令室、応答を……!?」
以下略
AAS
117
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:41:12.04 ID:XBnaHpLy0
速やかに球磨は脚艤装の出力を上げ、左に身を翻した。
刹那、球磨の右腕を砲弾が掠め、小破とまではいかないが、掠り傷を受けた。
以下略
AAS
118
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:42:07.52 ID:XBnaHpLy0
――球磨は、頭のギアの切り替え速度を上げながら思った――。
以下略
AAS
119
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:44:25.04 ID:XBnaHpLy0
直ぐに球磨は、臨戦態勢を取り、砲弾が飛んできた方向へと振り向り、先に視線を投げかける。
以下略
AAS
120
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:46:00.81 ID:XBnaHpLy0
『軽巡洋艦・球磨。こちらも衛星から状況を確認しているが、海霧が酷い。だが、敵影を一瞬だけ捉えた』
以下略
AAS
121
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:48:03.26 ID:XBnaHpLy0
ソイツは、長らく陽を浴びなかった様な乳白色の肌をしており、その肌上に黒衣の水兵服を着込み、更にその上から外套を無造作に纏わせている。
脚に覆っている艤装は、軽装甲ではあるものの、鉄屑を集めた様に歪な形をしており、他の深海棲艦が装備している艤装以上に、艤装の形を成しているのかも怪しいものであった。
以下略
AAS
122
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:49:23.21 ID:XBnaHpLy0
ソイツは、ボロボロになった士官軍帽を被り、白銀色に輝く長い髪を靡かせていた。
ソイツは、端麗な顔立ちで、唯静かに球磨を見据え、海原に屹立していた。
以下略
AAS
123
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:50:54.17 ID:XBnaHpLy0
『ソイツは、姫級だ』
以下略
AAS
124
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:52:52.55 ID:XBnaHpLy0
………………………………
以下略
AAS
125
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:56:10.52 ID:XBnaHpLy0
「分かっているクマ。そうしたいのは山々だクマ。でも、完全に奴の射程内だクマ」
以下略
AAS
126
:
◆AyLsgAtuhc
[saga]
2017/08/21(月) 22:58:08.28 ID:XBnaHpLy0
球磨は無線に言葉を投げかけた後、全ての兵装が何時でも使用可能な事を確認した。
そうして球磨は、姫との距離を遠距離に保ちながら、姫の周りをゆっくりと航行し、「さて、どう倒そうか」と考えを巡らせ、姫の出方を待った。
以下略
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