「藤原肇がそれを割る日」
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76:名無しNIPPER[saga]
2017/08/17(木) 23:48:25.86 ID:pXJ6Ifkk0
 4月になり、学校も新学期が始まりました。

 アイドルである私がどのクラスになるのかは、校内の先生や生徒達にとって、高い関心事でもあったようです。

 昨年、仲の良かった子達とは――良かった、同じクラスです。

 どうしても休みがちになりますので、また、ノートを写してもらわなくてはなりません。

 お仕事でも学校でも、地元でも、私は他の方々のお世話になってばかりです。


 そして、フェスに向けたレッスンも佳境が近づくとともに――。


「どうした、藤原っ! 半拍遅れているぞ!」


 夕美さんの誕生日が――窯出しの日が、すぐそこまで迫ってきました。


「らしくないな、何をボーッとしている……おい、聞こえているのか藤原!」

「は、肇ちゃん……?」



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