「藤原肇がそれを割る日」
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37:名無しNIPPER[saga]
2017/08/17(木) 20:50:14.78 ID:pXJ6Ifkk0
 そして――。


「夕美、肇……すごかったぞ。お前ら、あんなライブパフォーマンスいつの間に覚えたんだ?」

「えへへー、それは企業秘密だよ。ねー肇ちゃん?」
「はい」
「同じチームだろうが」


 アイドルの活動にも、私達の交流は良い影響を与えていました。


 それまで私は、お客さんが私達に何を求め、何を期待するか――受け手側の観察にのみ固執していたのです。

 しかし、お客さんに対し、自分が一番輝いて見える位置、角度、仕草や振り――そして表情。

 自身をどう表現し得るかという、自分を分析し見つめ直す力を、養うことができている気がします。

 それまで少し苦手意識を持っていたビジュアルレッスンも、先生に褒めてもらえることが多くなりました。



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