104:名無しNIPPER[saga]
2017/08/18(金) 01:14:24.16 ID:dZyp/T120
「私は、肇ちゃんには、それを割ってほしくありません」
「……はい」
何となく、ホッとしました。
それは、そうだろうなと思います。自分へのプレゼントを――。
「あっ、ううん! ウソウソ、今の正しくない。言葉が足りないな、えーとね……」
「えっ?」
「肇ちゃんには、私のために、それを割ってほしくありません」
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