女「犠牲の都市で人が死ぬ」 男「……仕方のないこと、なんだと思う」
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47:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:48:29.53 ID:zemz0oy80
 彼女はいつだって清廉潔白で、誰もが救われるべきだと、信じていて。
 絶対に正しい、されど現実に通用しない理想論。

「妥協しなきゃいけないんだよ。誰かのために動いて自分が破滅したら意味がない」
「そんなこと、ない!」
以下略 AAS



48:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:49:02.33 ID:zemz0oy80
「それでも」と僕は言った。

「僕らがするべきことは現実の範囲で、できる限り正しいことをすることなんだよ。それだって十分に尊い」
「そうだけど」

以下略 AAS



49:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:49:49.81 ID:zemz0oy80
 彼女はぽかん、としていた。気圧されたような、そんな表情。

「……ありがとう?」
「どういたしまして」
「……混乱してきた」
以下略 AAS



50:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:50:26.76 ID:zemz0oy80
「……」
「……」

 沈黙。



51:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:51:06.91 ID:zemz0oy80
「なんでもないよ?」
「なんでもないね」

 時間が再び流れ始めたような感覚。
 二人並んで歩く。家路につく道へ。
以下略 AAS



52:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:52:26.08 ID:zemz0oy80
「さっきのは内緒だよ?」

 彼女の言葉に僕は頷く。はっきり言って混乱していた。

 ――ふと、彼女の横顔を見る。
以下略 AAS



53:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:53:27.71 ID:zemz0oy80
続く


54:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 22:03:04.16 ID:hncwhN/H0



55:名無しNIPPER[sage]
2017/08/17(木) 00:26:36.28 ID:79vNsjXwo



56:名無しNIPPER[sage]
2017/08/17(木) 22:43:03.28 ID:5vAlKS7V0
◆◆




以下略 AAS



57:名無しNIPPER[sage]
2017/08/17(木) 22:44:07.04 ID:5vAlKS7V0
――大いなる星が堕ちてくる。

 もう、止める手段は、存在しなかった。
 人間賛歌。肯定と肯定と肯定。人は理想の姿に生まれ変わる。普遍的な価値観は共有され、争いは最低限にしか起こらない。誰も無意味に死ぬことはない。互いが互いに権利を認め合う。そこには嘆きだって、差別だって生まれる。だが、最小限なのだ。綺麗事を限りなく現実で成功させる、現実に迎合した理想。問題は今いる人類が邪魔だということだった。それら何百億が[ピーーー]ば、理想の世界を作ることができる。今いる何百億を犠牲に、未来の何兆人を救う。

以下略 AAS



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