女「犠牲の都市で人が死ぬ」 男「……仕方のないこと、なんだと思う」
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名無しNIPPER
[sage]
2017/08/17(木) 22:44:07.04 ID:5vAlKS7V0
――大いなる星が堕ちてくる。
もう、止める手段は、存在しなかった。
人間賛歌。肯定と肯定と肯定。人は理想の姿に生まれ変わる。普遍的な価値観は共有され、争いは最低限にしか起こらない。誰も無意味に死ぬことはない。互いが互いに権利を認め合う。そこには嘆きだって、差別だって生まれる。だが、最小限なのだ。綺麗事を限りなく現実で成功させる、現実に迎合した理想。問題は今いる人類が邪魔だということだった。それら何百億が[
ピーーー
]ば、理想の世界を作ることができる。今いる何百億を犠牲に、未来の何兆人を救う。
価値観の壁さえなければ叶うかもしれない理想。犠牲さえなければ、どんな人間も肯定する、綺麗な理想。
白衣の男は笑っている。「私が正しい」と。
ほとんどの人間からはそう見えた。だが、たったひとりの男の眼には、違うものが見えた。
――罪を背負っていると自覚している表情。
犠牲なんて、本当は誰も望んでいなかった。もっと違う手段があったらよかったのに。誰も悲しまない、誰も死なない世界があればいいのに。
互いが互いの最大の理解者だった。だから、その本当の心情が、誰よりもわかった。
「やめろ」と男が言う。
「手遅れだ」と白衣の男は答えた。
――星が堕ちる。
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