女「犠牲の都市で人が死ぬ」 男「……仕方のないこと、なんだと思う」
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29:名無しNIPPER[sage]
2017/08/15(火) 22:27:12.70 ID:7t/DizBJ0
――歯を食いしばった。
 誰も、何も悪くない。能力の欠如による失敗は社会では咎められる。結果がすべてだからだ。だがせめて、身近な人だけはそれを咎めないであげよう。だってそこにいる自分は最後の見方なんだから。
 だから、僕は耐えなければならない。それが正しいと、誰よりも、僕自身が信じているから。

「どうだっていいよ」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage]
2017/08/15(火) 22:27:44.82 ID:7t/DizBJ0
「やめなさい」
「迷惑はかけない。法に穴が開いているんだ。とれあえず、被害を被るのは彼女の家族と、実行する僕だ。父さんは大丈夫だから」
「そういうことじゃないんだ」
「無理っていうわけ?」

以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage]
2017/08/15(火) 22:28:10.36 ID:7t/DizBJ0
「結局、意味なんて自分で決めるしかないんだ。心の奥底では、誰だって気づいてる。神様は意味があって人を生んだんじゃない。理不尽な現象が存在するのがその証拠だ。迷路の話、覚えてるか?」
「うん」

 頷いて答える。
 以前、父にこの世はまるで、『出口のない迷路のようだ』という話をされたことがある。
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage]
2017/08/15(火) 22:29:02.77 ID:7t/DizBJ0
「そっか」
「ああ、本当にすまない」
「……ありがとう」

 きっと。きっと、僕が決心をしていなかったら、この言葉は決定打にはなりえなかった。
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage]
2017/08/15(火) 22:31:11.07 ID:7t/DizBJ0

 照が僕を出迎えた。

「ああ、結局、来たんだね」

以下略 AAS



34:名無しNIPPER[saga]
2017/08/15(火) 22:32:28.07 ID:7t/DizBJ0
続く


35:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 11:43:53.76 ID:hncwhN/H0



36:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 13:26:13.20 ID:PK9tHgq8o
うむ


37:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:41:32.99 ID:zemz0oy80




38:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:41:59.43 ID:zemz0oy80
 
「どういう自分になりたい?」

 きっかけは、気まぐれの一言だった。いや、彼女はわざとこんなことをいったんだろうか。
 幼年期の、少しだけ分別が付き始めた頃。
以下略 AAS



39:名無しNIPPER[sage]
2017/08/16(水) 20:42:57.44 ID:zemz0oy80



「いいことをするのは本当にいいことなの?」
「どうしたの急に」
以下略 AAS



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