31:名無しNIPPER
2017/08/08(火) 13:12:02.01 ID:5FDHqpH0O
「あと、北上、馴れ馴れしい話し方すると、ばれるかもだから、さ……」
「えー、これがアイデンティティだからそこはゆずれないね。まぁ、気をつけるさ」
そういうと、北上はスマホを出して、文書をカメラで撮ると、私から離れた。私も同じくスマホで文書全体を撮って保存した。
「あ、あれ、ここにはシュレッダーないのか。仕方ない破って捨てるか」
そう呟き文書を細かく破るとゴミ箱に捨てた。
「それじゃあ、五月雨中尉も呼んで顔合わせでもするか。そしたら初出撃だ」
「まだ他に一人しかいないの?」
「そうだよ。戦力は五月雨中尉と北上だけ。あとは明石中佐がいるくらい。といっても、彼女は前任者の所属だから、私らが戦果をあげないと明石はうちの所属にならないんだ」
「へぇー。なるほどホントに司令官は素人司令官なんだね」
「悪かったよ。でもこれから大きくなっていくから、一緒に成長していこう」
「そうだね。私もそれなりにがんばるよ。あと、私のことを北上って呼び捨てするなら五月雨ちゃんも呼び捨てにしたほうがいいよ」
「あ、ああ」
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