193:名無しNIPPER
2017/09/21(木) 13:19:24.22 ID:yoGsi3kr0
「雷巡北上の制服だよ。これからは、これが貴女のユニフォームとなるからね」
「なるほど〜。ありがとう、明石さん! 私、雷巡としても頑張るよ〜」
妹は頭をぺこりと下げて、明石に礼を言った。
「あと、そこのスーツケースに入ってる軽巡用の艤装は私が回収しておくから、そのままにしておいて。艤装も、これからは強力な雷撃を撃てる雷巡用の艤装になるから、明日からまた練習だね」
「はい! あ〜、雷巡の私、新しい艤装、わっくわくするよ〜♪」
雷巡となることに心躍らす妹を見て、明石中佐も顔を綻ばす。私もまた、妹が雷巡になることに嬉しさを感じていた。聞くところによると、雷巡は甲標的を積むことで、先制雷撃を撃てるらしい。
そしてなにより、雷巡という名前の通り、そこらの駆逐艦や軽巡にはできない強力な雷撃を行えるのだ。
まさに、男のロマン。そしてそれを妹ができるというのだから、心躍った。
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