135:名無しNIPPER
2017/08/09(水) 17:37:37.69 ID:hojLDG6p0
「演習開始!」
直後、谷風は五月雨に向かって疾風の如く突っ込んでいった。
そして、谷風は有無を言わず神速の突撃を加えながら連装砲を発射する。
それに対し、五月雨はすっと避け、落ち着いた様子で連装砲の反撃を加える。
「わわっ、司令官みて! はやっ!」
なんと、谷風は減速するのではなく更に加速した。
模擬弾は谷風の後方へと軌跡を描き海へと突っ込んでいった。
谷風は水を得た魚のように更に速度を速め、五月雨の後ろを取ろうとした。
が、五月雨は大きくは移動せずに、常に谷風の方を向きながら回るので、谷風は彼女の後ろを取れずにいた。
そして、たまに谷風から発射される砲弾も五月雨は華麗に避けた。
私自身、五月雨の演習を間近で見るのは初めてであったが、ここまですごいとは思いもしなかった。
相手から発射される砲弾に動じもせず、青い綺麗な長髪をなびかせ華麗に避ける姿は、まさに歴戦の兵士そのものであった。
「谷風ちゃん、そろそろ私が反撃しちゃってもいい?」
無線で五月雨の余裕そうな声が聞こえた。それを聞いて、私はなんかゾクゾクしちゃった。
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