ある門番たちの日常のようです
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415: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/10/19(木) 00:21:04.86 ID:rNOvS3K00
そう返事を返しながらも、カラマロス達は少し不審げな様子で顔を見合わせる。

俺の指揮に従うと、この場に残る“海軍”の戦力は俺とOstrichだけになる。“本当に大丈夫なのか”という不安を抱いているようだったが、俺が特に指示を更新することなく黙っていると戸惑いながらもそれぞれの持ち場へと駆け足で去っていった。

「………戦力ヲ分散サセスギデハ?」

(,,゚Д゚)「とはいえ司令室に間違いなくГангутがいるという保証もないだろ?あくまで“候補”の一つに過ぎない以上、次の動きへの備えも必要だ」

ぎこちない英語で質問してきたロシア兵にそう答えながらも、俺は自身の口からすらすらと出てくる“方便”を鼻で笑う。

断言するが、カラマロス達を行かせた意味はおそらくない。“次の動きへの備え”なんてものは不要だ、なぜならГангутは間違いなくこの司令室の中に居る。

根拠なんてものはない。言うなれば虫の知らせ、予感って奴だ。

そして、俺達はよく知っている。






( ̄⊥ ̄)「解除完了!開くぞ!」

“悪い予感”ほど、良く当たるってことを。


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