ある門番たちの日常のようです
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310: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/25(月) 01:52:22.29 ID:8GpORR1a0
(,,゚Д゚)「あんな甘えたことほざいてた奴が元同僚や元部下に銃口向けられるかどうか心配してたんだがな!」

( ̄⊥ ̄)「なめて貰っちゃ困る、提督になる前は“Frogmen”の候補だったんだ!」

「カッハ………』

ファルロのAK-12が再び火を噴く。右肩にシャッターの破片を突き刺しながらも銃口を向けようとしていた敵兵が、喉から噴き出る血を抑えながら崩れ落ちた。

( ̄⊥ ̄)「Гангутの安否が解らず動転していたのは事実だが、祖国のために全てを尽くす覚悟は軍に志願した頃からすませているさ!」

(,,゚Д゚)「そりゃ頼もしいお言葉だ!」

地面にめり込んで屹立したやや大きなシャッターの残骸の裏側に滑り込み、それを盾としながら射撃。鉄骨が突き刺さっているBRDM-1の影から撃ってこようとした敵兵の頭蓋骨が弾けて、頭を無くした胴体がビクビクと気味悪く痙攣しながら車体に寄りかかって踊る。

(,,゚Д゚)「……しかしよくもあんな骨董品がこの最前線に残ってんな、あの偵察車ソ連の頃の採用じゃなかったか?」

( ̄⊥ ̄)「この国のただっ広い沿岸部を守り抜くには四の五の言っていられなくてね、基地によってはKV-2を現役に復帰させたところもあるぐらいだぞ」

(,,゚Д゚)「プラウダ学園生が泣いて喜びそうだな。装甲車はだいたいが潰れてるがまだ盾としては十分役割を果たしてる!注意しろ!!」

「了解!!」

“海軍”の1人が、返事と共に手榴弾のピンを抜き放り投げる。

装甲車の残骸の下に潜り込んだそれは、BRDM-1一台とその周囲にいた人影8人ほどを纏めてこの世から跡形もなく消し去った。


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